ブーツとは?
スニーカーや革靴などは、くるぶしが出るくらいの高さしかありませんが、
ブーツとは、くるぶしより高く、
長いものだとひざ下くらいまである履物のことです。
ブーツのこれまでの歴史を少し振り返ってみますと、
19世紀に乗馬用の長靴から発展し、
現在のようなおしゃれなデザインになったと言われています。
ブーツは現在においては、ファッションに欠かせないアイテムとなりましたが、
これまでのブーツの歴史においても、大きな流行を迎えることが何度かありました。
ヨーロッパで誕生した女性向けのロングブーツが、
世界中で大流行となるほどの人気となったことを初めとして、
ヒッピーの間では、男性が履く厚底ブーツが流行しました。
厚底ブーツと言えば、1990年代後半の日本でも渋谷のコギャルと呼ばれる女性を中心に、
厚底ブーツが大流行したのは、まだ記憶に新しいところです。
このように、ブーツというのは、
世界中においても各時代を象徴するファッションアイテムとして、
存在感を発揮しているのです。
次にブーツの実用性という面を見てみましょう。
ブーツは歩きやすいという特徴を持った履物ですから、
登山用のトレッキングシューズなどにも利用されています。
トレッキングブーツは、防水性や耐性に優れており、
長時間斜面を登ったり降りたりする登山においても、
その機能性を発揮し、登山家の必須アイテムのうちのひとつとなっています。
ファッション性においてだけでなく、機能性においても優れているブーツは、
日本においては、幾度かの流行り廃りを繰り返しながらも、
その存在感は衰えることがありません。
今年、流行っていなくても、来年はどうなるかわからない。
それもブーツの特徴なのかもしれません。
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